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1マッチあたりのマウスの移動距離
ブログ主がフォートナイトのプレイ中に押したキーの回数を数えた結果とその初期的な分析を踏まえ、最適なキーバインドを再構築することにした。
実は、キーの回数を数えると同時に、プレイ中にマウスを動かした距離も測定をしていた。(はい、そこ引かない)
その結果、1マッチあたりでマウスを動かしている距離が約150メートルであることが判明した。
これは、7マッチすると1kmもマウス、すなわち右手を動かしていることを意味する。いわば右手が1kmマラソン状態にあったわけである。
右手でマウスを1km動かすことの負荷がどの程度のものか正直客観的に述べることはできない。(調べてもそんな論文は出てこないことは明白なので調べてすらいない)
しかし、雰囲気的にはなんかしんどそうである。
さて、ブログ主が当時使用していたマウスであるロジクールのG604(重さ135g)と、プロプレイヤーの多くが使用している同じくロジクールのG Pro Wireless 新モデル(重さ63g)では重さに倍以上の差がある。
物理学的な考察と評価
初歩的な物理学の話になるが、物理でいう「仕事」とは、物体に力を加えてその物体を移動させることをいい、仕事量を「J」(ジュール)として表す。1ジュールは、ある物体に1の力を加えて、その物体を力の方向に1メートル移動させたときの仕事量を表す。
すなわち
1ジュール=1(力の量)×1(メートル)
となる。
フォートナイトでのマウスの移動距離に話を戻すが、マウスの重さに関わらず、同じプレイヤーが同じマウス感度で同じプレイスタイルでプレイした場合、マウスの移動距離は一定となるはずである。(マッチごとの差は誤差である)
よって、フォートナイトにおける右手の仕事量は「力の量」に比例する
「力の量」とはマウスを動かすために必要な右手にかかる負荷のことであり、これはマウスの重さと高い正の相関があることが想像できる。
話をシンプルにするために、右手にかかる負荷とマウスの重さが正比例していると仮定した場合、
G604(重さ135g)とG Pro Wireless 新モデル (重さ63g)では、仕事量、すなわち右手にかかる負荷に約2.1倍の差が生じている
絶対値として右手にかかる負荷を客観評価することは難しいが、相対的には倍以上の差があることになり、これは無視できない差であるとブログ主は評価した。
マウスの重さに対する評価
小中学生やガチ勢・猛者
振り向きのしやすさやエイムの合わせやすさ
40代以上のおじさん
右手がしんどくないかどうか
これは、40代以上の中高年がバリウムの胃検査を受ける際、最初はゲップを抑えることの方がしんどかったものが、歳を取るにつれて、ぐるぐる回る機械に体を押さえておく方がしんどくなってくることに似ている。
マウスの移動距離を測定した結果
というわけで、ブログ主は、以上を理由に、愛用していたG604からG Pro Wireless 新モデルにマウスを変更したのである。
それが以下のG604の紹介記事の中で言及していたG604を買い替えた背景である。
真面目な話、右手はめちゃくちゃ楽になった。