はじめに
Chapter3が始まりましたが、まだ一度もソロビクを取れていないブログ主です。(2022年1月26日時点)
建築や編集の練習をしてもソロビクできない現状に、ブログ主は心が折れかかると同時に、手段を選ばない抜け道探しを始めました。
過去に「フォートナイトを自由にコントロールする裏技」という記事を投稿しましたが、少しハードルが高く実現性に欠けていたため、今回は別の手段を紹介したいと思います。
裏技にたどり着くまでの前置きが長いですが、欠かせない部分ですのでご容赦ください。
上の記事の情報は執筆日から時間が経過しているため現在の情報とは異なっています。追って最新の情報にアップデートまたは補足説明の追記をする予定です。
フォートナイトの絶対的権力者
Epic Gamesの掌で転がされるプレイヤー
フォートナイトで最も強いプレイヤーといえば、その時のトッププロの名前が挙がるだろう。
しかし、前回の記事でも記載したが、「フォートナイトで最も権力を持っているのは?」と問われれば、それは開発元のEpic Gamesである。
いくら高速な建築編集を練習し、ポンプでヘッショ一発の戦い方を極めたとしても、ショットガンが弱体化されサブマが強化されてしまえば、これまでの戦法の優位性はなくなり、サブマゴリ押しが有利となる。
また、パッド勢のエイムアシストの強さはEpic Gamesのその日の気分でどうとでも調整されてしまう。
我々プレイヤーは、プロであろうが猛者だろうがガチ勢だろうがエンジョイ勢だろうが、しょせんはEpic Gameの都合に振り回されるちっぽけな存在なのである。
ポイント
Epic Gamesの前では人類は皆平等
Epic Gamesがゲームチェンジをする理由
ここでは、少し話を変えて、なぜEpic Gamesがそのようなゲームチェンジをするかという点について自説を述べさせていただきたい。
ゲームチェンジとは、「ゲーム」に関わらず、前提となっているルールや枠組みを根底から変えてしまうことです。
これにより、これまでの戦略やパワーバランスが大幅に変わり、弱者が強者になるような下剋上も起こりえます。
ビジネスでは環境規制の強化、必要な許認可の変更、スポーツではスキージャンプでの板サイズの変更、柔道の判定ルール変更などが例として該当します。
いずれも政財界や上部団体への働きかけ(ロビーイング活動という)を通じて自国や自社に有利な変更を行うために、裏で泥臭い工作が行われているのが実情です。
プレイヤーの技術格差の拡大
特に最近、
- 敵が強い
- 公開マッチのレベルが自分と合っていない
- マッチメイキングがおかしい
といった不満の声を耳にする。
これらは私もビクロイが取れない言い訳とともに頻繁に使うセリフである。
実際に自身のレベルよりも明らかに強いプレイヤーとマッチすると実感したことがある方も多いと思う。
そもそも、「自分のレベルと同じようなマッチメイキング」はいつから行われているのか。
Epic Gamesが公式サイトに掲載した過去の記事を参照したい。
-
フォートナイトのマッチメイキングアップデート - バトルロイヤル
www.epicgames.com

この、2019年9月19日に投稿されたEpic Gamesからのお知らせで、v10.40(Chapter1 Season10の途中)から、
バトルロイヤルのコアモードにおいてさらに平等なマッチになるようマッチメイキングの仕組みを調整します。
これは何を意味するのでしょうか?皆さんがプレイされるとき、スキルレベルの近い相手と対戦する機会が増えるということです。皆さんの腕が上がるにつれ、対戦相手も強くなっていきます。
Epic Games
という仕様変更を行うことが明記されている。
重要なことは、なぜこのような仕様変更をEpic Gamesが決断したのかであるが、注目すべきは冒頭の文章にある。
バトルロイヤルの登場以来、コアモードでのマッチメイキングストラテジーは基本的には同じままでした。
しかし、過去2年間でプレイヤーのスキルレベルの幅が大きく広がっています。
Epic Games
2019年9月時点でEpic Gamesはプレイヤーのスキルレベルの幅が大きく広がっていることに問題意識を持っていた。
そこから、この記事を執筆している2022年1月までさらに2年4ヶ月が経過しており、プレイヤーのスキルレベルの幅は更に拡大している。
ブログ主はこの構図から、真っ先に以下の図が頭に浮かんだ。

上図の縦軸の年齢をフォートナイトのプレイヤーのレベルに読み替え、人数の単位と年齢は無視して欲しい。
フォートナイトの場合、人口統計と異なり、縦軸のプレイヤーのレベルに特に上限はないため、年月の経過とともに、プレイヤー分布はより上方に間延びしていることが想像できる。
そしてフォートナイトのバトルロイヤルモードは100人のプレイヤーが必要となる。
特にログインしているユーザーが少ない時間帯などは、マッチするプレイヤーレベルのバラツキは自然と大きくなることは自明である。
上位プレイヤーのマッチメイキングにbotが入らないとすると、中間層がその穴埋めに使われることになります
「アンマッチ」メイキングによって生じること
マッチするプレイヤーレベルのバラツキが大きくなると何が生じるであろうか。
短期的には、
- 敵が強い
- 公開マッチのレベルが自分と合っていない
- マッチメイキングがおかしい
といった不平不満で留まるだろうが、中長期的には
プレイヤー数が減少する
まさに、前掲した人口推移のグラフと同様、猛者の比率が高まる一方で、全体のプレイヤー数(人口)は減少していくことになる。
これは収益がユーザー課金モデルのEpic Gamesにとっては致命的である。
高齢化社会による労働生産人口の減少により、日本のGDPが頭打ちどころかマイナスとなり後進国化する状況と酷似しています。
Epic Gamesの対策
そのようなビジネス的な視点でEpic Gamesが行うこととして何が考えられるであろうか。
新規ユーザーの勧誘
以下の過去記事でも触れたが、Epic Gamesは露骨に新規ユーザーの勧誘を進めている。
また、日本では都市部の電車内などに広告を打つなど、かなりの広告宣伝費を投じている。

いまだに「ベータ」なのが地味に気になります
放置していてもユーザー数が増える状況であればそんなところに余計なコストをかける必要はないわけで、これはやはりコストをかけてでも新規参入者を増やしたいというEpic Gamesの懐事情が見え隠れしている。
ゲームチェンジ
しかし、いくら新規参入者を増やしても、すでに古参勢との技術格差は広がったまま。
初期のボットマッチで気を良くし、「俺ってイケるやん」という勘違いは、猛者とマッチし始める頃にメンタルとともに崩壊し、そっと(または呪詛の言葉をTwitterに残し)フォトナから撤退するのがオチである。
ポイント
フォートナイトはすでに参入障壁が非常に高いゲームとなっている。
そこで、新規参入者を定着させ、プレイヤーの人口ピラミッドを正三角形に戻し課金ユーザーを増やしたいEpic Gamesは、新規ユーザーの勧誘と同時に、猛者がこれまで蓄えてきた技術要素の重要度を低下させたいということになる。
言うならば、プレイヤー全員がもう一度「よーいドン」で再スタートできる環境に近づけたいという思惑が生じるわけである。
Chapterの変更は、この再スタート(リセット)をするには絶好の機会であり、穿った見方をすれば、Chapter2がSeason8で終了しChapter3に切り替わった時期も、こういった要素が影響したのかもしれない。
実際にChapter3での変更を振り返れば、ショットガンの弱体化、そしてサブマ強化とMK7の登場により弾は建築を貫通するようになった。
これにより、初心者と猛者で最も格差が生まれる建築編集の重要度は相対的に低下した。
同時に、初心者には嬉しい、運任せの「ゴリ押し」戦法が通用するようになっている。
すでに修正は入ってきています。(新規参入者を増やしたい一方、古参勢の声を無視できないEpic Gamesの苦悩を想像してしまいます。)
フォートナイトを自由にコントロールする裏技
マッチメイキングの謎
フォートナイトがリリースされてから年月が経つにつれ、技術格差が広がり、アンマッチメイキングが構造的に生じやすいことは前述したとおりである。
しかし、Epic Gamesが何を根拠にプレイヤーのレベルを測定しているかという問題は引き続き残ったままである。
何らかのアルゴリズムで判定する以上、定量的な指標によってプログラミングされていることは違いない。
それらの指標としては、
- アカウントレベル(通算のレベル累計)
- ビクロイ率
- K/D(キルレ)
- 平均順位
- 平均プレイ時間/マッチ
- 建築枚数
などが考えられるし、プレイヤーの間でも憶測としてしばしば語られている。
- 一つだけの指標で判断することは困難だろうから、複数の要素を重み付けした上で、スコアリングしているのだろう
- 指標を測定する期間もあるので、直近の戦績に重み付けした加重平均を取っているのだろう
などとブログ主も仕事以上に熱心に仮説構築を行っていた。
しかし、いくら仮説を立て検証したとしても、ブラックボックス化されている以上、すべては「だろう」の憶測の域を出ないのである。
また、Epic Gamesも、より公平なマッチメイキングのためにこのアルゴリズム自体を頻繁に変更しているに違いない。
すなわち、
考えるだけ時間の無駄
中の人でないと分からないことに時間をかけるくらいなら、ミミカンドリルで建築の練習をすべきである。
フォートナイトを自由にコントロールする裏技
前置きがクソ長くなってしまったが、やっと本題に入りたいと思う。
ここから先は奥の手になるので覚悟を決めて読み進めて欲しい。
中の人でないと分からないことに時間をかけるのは無駄・・・。
中の人でないと分からない・・・。
中の人・・・。
勘の鋭い方ならもうお分かりかも知れない。
Epic Gamesへの入社である。(ざわ・・・ざわ・・・)
ページを閉じようとしている方、ちょっと待ってほしい。
このブログはフォートナイト好きな大人に、他のブログなどでは(あまり)書かれていない情報を提供(しようと)している洗練された大人向けの知的ブログである。
Epic Gamesに入社するために必要な情報をちゃんと提供するので、入社に少しでも興味を持った方は続きを読んでいただければと思う。
Epic Gamesへの入社
中の人にしか分からない情報にアクセスするには中の人になってしまえばいい。
ブログ主は、この秘策を思いついた半年前から、トラバーユやフロムエーなどの求人誌を頻繁にチェックするようにした。
しかし、新型コロナウイルスの影響か、Epic Gamesの採用募集を目にすることはなかった。
そんなある日、ふとGoogleでEpic Gamesを検索したところ、

「採用情報」の文字を発見!!!!
採用情報
Epic Gamesは以下のサイトに堂々と採用情報を掲載していたのである。
-
Epic Gamesでのキャリア、求人、雇用機会 - Epic Games
Epic Gamesでの採用情報にアクセスし、最新の求人、雇用機会をチェックしましょう。ゲームとインタラクティブなエンターテインメントの限界に挑戦する情熱的なチームがお待ちしています。
www.epicgames.com
ブログ主は小躍りしながら募集ポジションを読み漁った。

このポンコツ具合も含めて楽しんでくださいね
自己PR
残念ながら、エンジニアの募集要項は謎の横文字の羅列で、ブログ主に求められているスキルがないことは明らかであった。
ITエンジニアのフォートナイトプレイヤーの方は、ぜひこのサイトで求人情報をチェックして欲しい。
一方、ブログ主も「社長の靴磨き」の募集が行われる日のために、靴磨きと自己PRの準備に励んでいた。
ブログ主は、上の記事でも記載したとおり、日本語版公式ツイッターの中の人が金曜夜から日曜までお休みで、英語版公式の日本語訳がツイートされない事実をひっそりと確認していた。
そのため、金曜夜から日曜にかけ、中の人に代わり、せっせと公式情報をTwitterでお知らせしていたのである。
いずれも金曜夜と土曜午後のツイートであることに注目してください
これも、いざ面接の機会が訪れたときに、すでにEpic Gamesに貢献をしていることをアピールする布石である。
閑話休題
どうでもいいですが、フォートナイトのアプデや不具合情報のいいねが6とか18なのに対し、何気なくツイートしたスタバのフラペチーノのいいねが140を超えたことに複雑な思いを抱いています。
入社後にすること
ITエンジニアとして入社した場合
とっととブログ主のEpic IDだけボット祭りになるようプログラムを改変してほしい。
その他の職種で入社した場合
この場合、長い道のりになるが「令和の太閤立志伝」を目指し、社長の靴を懐で温め、信頼と発言権を得ることがまずは必要となる。
その後は、企画会議かなんかで、「ブログ主がソロビク取れなくて可哀想」ということをEpic Gamesの上層部に訴えてほしい。
前回紹介した裏技よりは実現性が高いと自負しているので、このブログのコメント欄でもTwitterのDMでも、「無事に入社できました!!!」という報告を楽しみにしている。

がっかりブログと言われてもめげません